靴の製作工程

1.ご来店、足のカウンセリング

お客様の足の状態を見させていただき、足の悩みや靴についてのご希望等など詳しくお話をお聞きします。

2.フットプリント・サイズ計測

足の輪郭や足裏への体重のかかり方をチェックするためのフットプリントをとり、足の甲周りのサイズを数カ所測ります。

3.足の型採り

石膏で左右の足の型を探ります。

4.ラスト(靴型)製作

石膏で探った足型に樹脂を流して固め、足のコピーを作ります。フットプリントと採寸値を基に足のコピーを加工し、靴を作る土台となるラストを製作します。

5.インソール製作

ラストの足裏部分は、土踏まずなどのアーチを支えたり足裏の痛みを緩和する加工を施し、インソールを製作します。

6.仮合わせ

実際の製品としての靴を製作する前に、半透明の素材で製作した仮靴(チェックシューズ)で足とのフィッティングを確認します。

7.ラスト修正

仮合わせの際に、きつく当たっていたところやゆるかったところなど、修正が必要な箇所をラストに反映し、さらに足に合うようにラストを修正していきます。ラストが完成したらデザインを描きます。

8.裁断

ラストに描いたデザインを元に型紙を作り、革を裁断します。

9.アッパー製作

靴の表面の見える部分(表革)と、足に当たる部分(裏革)を縫製し、甲革(アッパー)を作ります。

10.つりこみ

靴型に完成したアッパーをピッタリ沿わせ、靴型の裏で固定していきます。

11.底付け

つりこみ後の靴型裏に、底を取り付けていきます。

12.仕上げ

靴からラストを抜き、インソールの表面にカバーを貼ります。靴の表面を磨いて靴紐をつけて完成です。