吸玉

吸玉すいだまとは

吸玉とは、中国から伝わる民間療法で、抜缶(ばっかん)、カッピングとも呼ばれています。
ガラスの玉の中を火で燃やして真空状態にし、背中やおなか、太ももなどにつけ、筋肉を吸い上げる療法です。
マッサージのように押す(陽圧)の反対で吸う(陰圧)のですが、そのなんとも言えない痛いような、引っ張られるような、温かくなるような感覚で、気持ちよくてつい10分の間に意識がないほど熟睡してしまう方が続出です。

吸玉の効果

  1. 血液をきれいにする。
    滞って、古くなった血液を押し流し、新鮮な血液を送り込みます。
  2. 血行をよくする。
    施術した部分の血管が陰圧により引っ張られてふくらみ、血流量も早さも増大します。
  3. 血管をはじめとする組織を強化する。
    血行促進と同時に、体の免疫作用のあるリンパ球の流れも促進します。
  4. 皮膚の若さを保つ。
    肌表面の毛細血管に刺激を与えることで、お肌の新陳代謝を促します。
  5. 内臓諸器官を活発にする。
    血行促進による間接的な効果とともに、胃や腸の蠕動運動を助け、消化液の分泌を活発にして、消化・吸収・排泄の機能を強める働きがあります。
吸い玉施術における残色色体表

血流が悪く滞りがあるところ、全く色がつかないところ、こんもりと大きく盛り上がるところ…など、その時のお体の状態によって痕のつき方が異なります。

正常な箇所では吸い玉のあとはピンク色ですが、血流の悪い箇所では黒紫色になります。吸い玉を続けていくことで、次第に正常のピンク色に変わっていき、それに伴いつらいこりなどの症状も改善していきます。

こんな方におすすめ

●肩こり、腰痛 ●ダイエットしたい、サイズダウン、セルライト ●足のむくみ ●呼吸器系疾患
●風邪 ●肌艶をよくしたい ●アトピー性皮膚炎 ●背中にニキビや吹き出物ができる

※吸い玉の痕は、個人差はありますが1週間ほど残ります。しかし、必ず消えますのでご安心ください。
 また、ほぼ色のないような方はすぐに消えてしまいます。