今年はちょうど4月初旬に桜が満開になり、POSCの母体である専門学校の
入学式の日も桜がとても綺麗でした。まさに、春爛漫の新年度スタート!^^
長かった冬がやっと終わって、お花見に、新年度に、気温の上昇に、
気持ちも上がってきそうな春ですが、なぜか心身の不調になりやすいイメージもあります。
季節も気分も春なのに、暖かくなったと思ったら急に冬のような寒さが戻ってきたり
不安定な天候や寒暖差に身体がついていかないから?
新年度の忙しさや新しいスタートのストレスが多いから?と思っていたら、
鍼灸スタッフが『肝』について教えてくれました。
東洋医学では、春は五臓六腑の五臓『肝』『心』『脾』『肺』『腎』のうち
『肝』の気がたかぶりやすい季節のため、『肝』を労わることが
大切といわれているそう。
東洋医学でいう『肝』の働きは、「血や『気』の巡りの調節、目や筋肉、
自律神経や情緒を整える働き」があるんだそうです。
『肝』は春に影響されやすく、『肝気』は上に上ってくることから
頭や顔回りの不調=頭痛や目の不調、情緒不安定やイライラ、不眠などに
繋がるんだそうです。
『肝』と結びつきの深い感情が『怒』だそうで、強すぎる怒りの感情は
『肝』を弱め、また『肝』の不調は怒りやすくなったり、怒りをためやすく
なったり影響し合うんだとか。
また、『肝』は筋肉にも影響するため、筋肉の強張りや足がつるなども
起こりやすいということでした。
「春になって、エネルギーが湧いてくるけど、それが、うまく発散できず
ため込んで鬱々したり、キーっ!!となったりしやすいんですよー」
「何なんそれ、めちゃ繋がってるやん!だからか!!」
うまいことできている話で、すっかり感心してしまいました^^
そんな春はどう過ごしたら、何をしたらいいのでしょうか。
次回に続く・・・