2025 年 4 月 16 日

春は「肝」を労わる季節らしい  その1

今年はちょうど4月初旬に桜が満開になり、POSCの母体である専門学校の

入学式の日も桜がとても綺麗でした。まさに、春爛漫の新年度スタート!^^

 

長かった冬がやっと終わって、お花見に、新年度に、気温の上昇に、

気持ちも上がってきそうな春ですが、なぜか心身の不調になりやすいイメージもあります。

季節も気分も春なのに、暖かくなったと思ったら急に冬のような寒さが戻ってきたり

不安定な天候や寒暖差に身体がついていかないから?

新年度の忙しさや新しいスタートのストレスが多いから?と思っていたら、

鍼灸スタッフが肝』について教えてくれました。

 

東洋医学では、春は五臓六腑の五臓『肝』『心』『脾』『肺』『腎』のうち

『肝』の気がたかぶりやすい季節のため、『肝』を労わることが

大切といわれているそう。

東洋医学でいう『肝』の働きは、「血や『気』の巡りの調節、目や筋肉、

自律神経や情緒を整える働き」があるんだそうです。

『肝』は春に影響されやすく、『肝気』は上に上ってくることから

頭や顔回りの不調=頭痛や目の不調、情緒不安定やイライラ、不眠などに

繋がるんだそうです。

『肝』と結びつきの深い感情が『怒』だそうで、強すぎる怒りの感情は

『肝』を弱め、また『肝』の不調は怒りやすくなったり、怒りをためやすく

なったり影響し合うんだとか。

また、『肝』は筋肉にも影響するため、筋肉の強張りや足がつるなども

起こりやすいということでした。

「春になって、エネルギーが湧いてくるけど、それが、うまく発散できず

ため込んで鬱々したり、キーっ!!となったりしやすいんですよー」

「何なんそれ、めちゃ繋がってるやん!だからか!!」

うまいことできている話で、すっかり感心してしまいました^^

そんな春はどう過ごしたら、何をしたらいいのでしょうか。

次回に続く・・・