2017 年 4 月 12 日

外科開きとスニーカー(ウォーキング)タイプ

こんにちは
靴スタッフ北村です。

今日もPOSCで作られている靴のデザインの説明です。

第3回目は外科開きとスニーカー(ウォーキング)タイプ
まずは外科開き

こちらの靴は第1回目に紹介させていただいた外羽根の変形バージョンです。私どもは外科開きと呼んでいます。
外羽根の羽根がついている場所がつま先の方になっています。このようなデザインにすることによって甲の部分をガバっと開くことができるようになり、足関節の可動があまりない方や、手の麻痺がある方も比較的容易に靴を履くことができるというメリットがあります。履きやすさを重視する場合はハトメの代わりに面ファスナー(マジックテープ)のついたベルトを使用します。
最近ではスポーツシューズのメーカーでもこの形のモデルを販売したりしていますね。

次はスニーカー(ウォーキング)タイプ

こちらはそのままなのですがスニーカーやウォーキングシューズに見えるようなデザインのことを言います。
ランニングシューズやウォーキングシューズのように足の甲部にメッシュ素材を使ったり、紐が結ばれたままでも脱ぎ履きしやすいようにファスナーを使ったりしたデザインを提案しています。
どちらのデザインも履きやすさや、快適さをお求めの方におすすめです。
オーダー靴をお考えの際はご相談いただければと思います。