2017 年 7 月 5 日

靴底が剥がれる?

こんにちは

靴スタッフ北村です。

今日は運動靴、底の剥がれに注意=経年劣化、転倒事故も―消費者事故調という記事から

私も昔、セールで購入したスニーカーをちょっと履かずに保管しておいて、いざ!と履いて家から駅に向かって歩いている途中に底がボロボロっと剥がれたことがあります。

転倒したりはしなかったのですが、、、まぁ 恥ずかしかったです(苦笑)

・・・私の話は置いておいて、この記事に書かれているように、ポリウレタンという素材は軽くて磨耗に強く、クッション性があることからスポーツシューズやウォーキングシューズの底材として多く用いられています。

しかし、経年劣化してしまうという欠点があります。

加水分解という言葉は聞いたことがあると思いますが、簡単に言うと靴底のポリウレタンが水分と反応して分解されてしまう(=ボロボロになって剥がれる)現象が起きます。

この現象なのですが、ポリウレタンという素材の特性上避けることはできません。そして使用頻度の多寡にかかわらず起こってしまいます。なので新しく買って保管していたのに履き始めた途端に底が剥がれてしまった、、なんてことが起こるのです。私みたいに。

このことを踏まえて

ポリウレタン底の靴をお持ちの場合は、

○ポリウレタンという素材は劣化するものであると理解してなるべく履いてあげる。

○短期間でも履かないときは風通しの良いところで保管(水分をできるだけ除去)。そうすることで劣化の速度を緩めれると言われています。

こういったことに注意していただいて、ポリウレタン底の靴とも良いお付き合いをしていっていただければなと思います。