2018 年 1 月 27 日

美容鍼灸のメカニズム

こんにちは!

先日テレビで美容鍼灸が紹介されてから、

反響が大きいです! 

リフトアップ・小顔・シワ・シミの改善
むくみ改善・ニキビ、肌荒れの改善など
効果には個人差がありますが、いろん
な効果あります。

ではなぜそのような効果が現われるのでしょうか?

メカニズムを紹介したいと思います。
 
まず皮膚構造についてお話します。
 
皮膚は<表皮・真皮・皮下組織>の3層構造に分かれています。
鍼灸ではこの3層全てにアプローチができます。
特に真皮には美肌つくりに大切なもの存在しています。
 
この真皮に存在するのが
コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸
お肌のハリや弾力、潤いを保つのに必要なものです。
いわばお肌の土台となっているとても大事なところです。
そしてこのコラーゲンやエラスチンは線維芽細胞という細胞から生み出されます。
  
加齢や紫外線、ストレスなどで、コラーゲンやヒアルロン酸はどんどんと減少していきます。

年を重ねると誰でも減少していきますが、できれば…できればその減少していくスピードをゆるやかにしたいですよね。

鍼灸では美肌作りに関係する“線維芽細胞”を鍼を刺すことにより活性化させることができるんです!

   
鍼を刺すことにより、皮膚の中ではどのようなことが起こっているのでしょうか?

鍼を刺すこと=身体に異物を侵入させることと思ってください。
 
鍼という異物を身体の中に刺して侵入させます。
すると人間の身体は身体を守ろうと防御作用が働きます。

 例えば怪我をして肌に傷がつくと、時間が経つとかさぶたになり、
そのかさぶたがはがれツルツルの肌がみえますよね。
怪我までいくと傷の程度が大きいのでそのような現象が目に見えてわかりますが、
 鍼での傷は微細なものなので、かさぶたになったりという大事にはなりません。
   
鍼によって微細な傷がついた肌

その傷ついた肌を“再生しよう” “修復しよう”と細胞(線維芽細胞)が活性化


コラーゲンやエラスチンの量が増える


肌にハリや弾力、潤いがでる。
 
 
もうひとつは筋肉層のお話
たるみの原因のひとつに筋肉の衰えが考えられます。
 
顔にもたくさんの筋肉があり、その筋肉は身体と同じように凝っていきます。
血流が悪くなると、筋肉が凝り、血流と一緒に老廃物も流れていくために
老廃物も血流も流れにくく顔も凝り固まったり、老廃物も溜まってしまいます。
 
鍼をさすことにより、筋肉がほぐれるとその凝りがとれ血流が改善されます。
そうすることで自ずと老廃物も流れるので、リフトアップ効果や小顔効果に繋がっていきます。
  

少し長くなりましたが何気なくテレビやSNSなどで目にする美容鍼灸ですが、

実はこんなメカニズムがありました!

また分からない点があれば鍼灸スタッフにお聞きくださいね♪