2018 年 9 月 7 日

汗のかき方

こんにちは!
台風21号の影響は大丈夫でしたか?
我が家の近くも浸水被害があり、台風の威力に驚きました。
本当に今年は天候に生活が左右される夏ですね・・・
9月に入っても残暑が続くとの予報にちょっとウンザリです。  

今年の夏は私自身、ある身体の変化がありました。

それはです!

以前、私はあまり汗をかかない(かけない)体質だったのですが、今年は自分でもびっくりするぐらい汗をかきました。  

なぜかと考えると・・・
ここ1~2年、娘とともに暑くても(寒くても!)公園で遊んでいました。
娘がお外大好き!! なので私は仕方なくだったのですが・・・(^^;)  

そうして汗を少しずつかいているうちに、汗腺が刺激されて働きが改善され、発汗機能が高まったのでは・・・と思っています。
(ちなみに汗腺の数自体は、置かれた環境によって幼児期にほぼ決まってしまい、増加することはありません!)
汗があまりでないと、身体に熱がこもってのぼせがちだったのですが、今年は酷暑にも負けず過ごしています!

東洋医学的に考えると津液(体内の水分)の運行や腠理(毛穴のようなもの)の開閉が、自律神経への刺激や食事の摂り方で改善されたのかなと思っています。  

「汗のかき方」は東洋医学的診断においても大切になります。

特に自汗盗汗とよばれる汗は身体の状態を知るための指標になります

自汗とは日中普通にしていても汗が出る。あるいは少し動くだけでかなりの汗が出る状態のことをいいます。
盗汗とはいわゆる「ねあせ」のことで、睡眠中に常に汗がでるが、目覚めると止まるものをいいます。

簡単に言うと、自汗は気虚(身体を機能させるためのエネルギーが不足した状態)タイプの方にみられます。
盗汗は陰虚(身体を潤して熱をさます体液などが不足している状態)タイプの方にみられます。  

汗のかき方で思い当たることはありませんか?
もしお心当たりがあれば、鍼灸や漢方など東洋医学的治療を受けてみるのも一つの手段です!

鍼灸師 竹内