東洋医学では昔から、人は自然(季節など)に影響されるといわれています。
「黄帝内経」という本には、自然の状況に合わせて治療するようにと説かれています。
自然とは、季節による天候であり、月の満ち欠けも含まれます。
月が現れ始め、気血(エネルギー)が活動し、衛気(体を守るチカラ)も巡りだす
満月になると、気血は充実し肉体も丈夫になりだす
新月には、肉体が弱り、経絡の流れも不足し衛気も不足する
月の満ち欠けは、人のエネルギーの状態を反映するものだというのです
ですから、月の状態を見ながら、治療の加減をすることもあります。
特に女性は月経があります。
月の満ち欠けの周期と月経周期はほとんど一緒です。
月経のサイクルと月の満ち欠けがシンクロしている女性も多いのではないでしょうか。
女性の身体と月はとても縁が深いように感じます。
定期的に体調を崩す方は一度「月齢」を調べ、自分に合った生活習慣を取り入れてみてください。