2019 年 1 月 16 日

肩こりについて

 

こんにちは!

最近、私の身の周りでは風邪がすごく流行っています。

皆様体調は大丈夫でしょうか・・・

寒い日が続いていますので風邪も要注意ですし、寒さで身体が縮こまり肩こりも感じやすくなってきます。

今日はその肩こりについて少しお話しようかと思います。

POSCに来られるお客様も肩こりがツラくて…とおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます!

肩こりは大きく3つに分けられます。

①症候性の肩こり
整形外科的疾患や内臓器疾患など元で、起こる原因がはっきりしている。
②心因性の肩こり
ストレスやうつなどが原因となって起こる。
③本態性の肩こり
画像検査や血液検査では明らかな原因疾患が認められない。

 
①や②の原因として挙げられる疾患として
・整形外科的疾患
五十肩、腱板断裂、胸郭出口症候群、変形性頸椎症、頚髄症、頸椎椎間板ヘルニアなど。
・内臓器疾患
胃、膵臓、肝臓などの消化器疾患、胆石、肺癌初期、甲状腺疾患、心臓疾患、高血圧など
・その他
眼精疲労を生じる様々な眼科的疾患、鼻炎、副鼻腔炎などを生じる耳鼻科疾患、顎関節症などを生じる口腔歯科疾患、更年期症状などを生じる婦人科疾患など
・精神科、心療内科的疾患

精神的緊張、自律神経失調症、うつ等など
があります

 
一般的に多くみられるものは③の本態性の肩こりになります!
原因としては不良姿勢(ねこ背、なで肩、ストレートネック)、日常姿勢の悪いクセ、ある特定の筋肉への持続的緊張、運動不足、睡眠不足、加齢、寒さなどによって筋肉が緊張して硬くなり筋肉疲労が起こっていることが多いです。

 

筋緊張亢進⇒筋肉内の循環障害⇒痛み物質が筋肉内に蓄積⇒筋肉への感覚刺激⇒筋緊張亢進!

という悪いループが出来上がってしまいます。

鍼灸治療は、筋の緊張を緩め、痛みや凝り緩和し、悪循環をストップさせるために行います。

問診、視診、触診などから治療の対象となる、場所(筋肉)やツボを探し出し、刺す深さや刺し方などを考え治療していきます。
ここがそれぞれの鍼灸師の腕の見せ所でもあります。また東洋医学的に体質を考えてツボを導き出す場合もあります。

 

肩の筋肉の緊張状態が長く続くと、首や頭、胸、背中、腰と色々な場所にこりが波及していき、全身が辛くなってきます。

身体がつらくなりすぎる前に身体のメンテナンスをオススメします!!

 

鍼灸師 竹内